競プロ用に電子メモ帳を買ってみたけど、正直イマイチだった話

競プロしてると、問題解くたびにルーズリーフがゴリゴリ減っていくので、恒久的に使用できる(かつある程度安い)計算・考察用紙の代わりを探していたら、電子メモ帳というものが売ってたので購入してみたんですが、正直競プロには向いてなかったので、そのレビュー的なアレ。

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これを買いました

 今回買ったのはこの電子メモ帳です。

 

キングジム ブギーボード 電子メモパッド BB-1N ブラック
 

 ポメラとかテプラのキングジムです。あとオフィスに置いてるあのでっかいファイルもキングジム製です。

Amazonの電子メモ帳ランキング1位のブギーボードBB-2の古い型番のものです。BB-2は電池交換できるようになっているみたいですが、Amazonのレビュー見る限りでは、裏のネジを外せば電池交換もできるみたいだったので、BB-2より薄いこちらを購入。

大きさはB5より一回り小さいくらいです。

 

基本的に使い心地はめちゃくちゃ良い

説明書とかは入っていませんが、使い方はペンで書いてボタンを押して消すだけなので、フィーリングで扱えます。

あまり細い線は書けないだろうなと思っていたんですが、筆圧で線の太さを制御できるので小さい文字でいっぱい書くこともできます。

かなり弱い力で反応するので、紙に書くより速く文字が書けます。

また、ペンが付属していますが、専用というわけではなくて、硬くて尖っていればなんでも書けるのでインクの出なくなったボールペンとかでも大丈夫です。なんなら爪でも書けます。

少し気になったのは端の方は少し色が変わってしまうことです。 

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全面塗りつぶしてみると、かなり色が変わってることが分かります。

まあ文字と図しか書かないので、これは問題なし。

あと、本当に弱い力で反応するので、鞄の中に入れて持ち運んでいると変な線がいっぱい入ってしまいますが、何かカバーを付けておけば良いし、そもそもボタン一つできれいさっぱり消せるので、これも無視できます。

普段使いには特にこれといって不満はないですね。

 

競プロには向いてない理由

理由は、書いて消すという性質上ブギーボード1枚分の情報量しか記憶できないということ。

たくさん図を書いたりしていると、当然ブギーボードの上に書き切れなくなってしまうこともあります。

これは競プロだけでなく、数学なんかでも同じことが言えますが、途中式が長くなってきて、余白全体に書き切ってしまった場合、本物のメモ帳の場合は次のページに続きを書いていきますが、ブギーボードだと消去ボタンを押すと完全に消えてしまうため、そこまでの計算式が分からなくなってしまいます。それでは困るので、結局どこかにメモを書き残す必要が出てきて、だったら最初から紙で良いじゃんってことになるんですよね。

できれば、全面消去だけじゃなくて、消しゴム機能とか、反面消去があれば最高だったんですが、まあさすがにそれは高望みしすぎですかね。

 

併用すると便利かも

簡単だけど、暗算するのは難しい計算(例えば行列計算)とか、一つの大きな図なんかはブギーボードに書いて、長くなりそうな部分は紙に書くと有効に使えるのかもしれないですね。かもしれないです。大事なことなので以下略。

 

 

ただ競プロと数学に向いてないだけで、基本的にはよくできた製品で、使いやすいし書くのが楽しいので普段使いには重宝している競プロ用以外ならめちゃくちゃオススメな電子メモ帳でした。